一之瀬~井尻に続く旧街道本通りである打懸道と、川棚温泉経由の周辺道路である湯谷往還を一気に歩行しようと考えた結果、川棚温泉駅を起点・終点とするタイトルのコースとなった。このため湯谷往還の歩行は全体の進行方向とは逆になっている。湯谷往還は、吉永~湯町間の道中木々のトンネルや沼の間を進み非日常的な雰囲気が味わえるお勧めのコースである。残念ながら打懸道は土地開発により半分ほどが消滅しており、ルートがよくわからなくなっている。
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14:10 田園風景が見えてきた。この先すぐの突き当りを右折する。
14:17 吉永を目指す。右端に少し見えている低山がクラセド山ではないかと思うが定かではない。
14:19 井尻方面は左へ。
14:20 右に入る細い道が見える。
14:20 打懸道(うちかけみち)。クラセド道とも呼ばれる。
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14:23 地元の方に獣に注意とのアドバイスをいただく。
14:23 入ってすぐ右上に祠が見える。
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14:27 右手に池が見える。
14:28 左右に分かれ道があるが、ここはまっすぐ行くのが正しい。
14:30 降りていけば池に出れる。
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14:34 一里塚の跡かもしれないと思い一応撮影。打懸道には一里塚が存在していたが山地開発で消滅していると言われる。
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14:37 北東方向を望む。画像では正面やや右の暗がりに向かう道が池の東側を通る推定ルートで、その先にある建屋辺りから左へ折れる。一方で池の西側を通るルートの推定もあり、ある資料には、西側のルート上に川棚一里塚跡(川棚乗馬クラブ付近)や、妙青大姉屋敷跡などが記載されている。もし西側のルートが存在していたとしても残念ながら既に大半が消失しているはずだ。安泰な歩行を望む場合、赤線で示すルートを行けば問題はない。
14:37 画像正面が東側のルート。
14:39 池の東側を通るルートは頑張れば踏破可能と思われる、前方の建屋を左に入る。途中小川のようなものをまたぐ必要があり、付近で作業されていた方にも通れないと忠告をいただいたため今回は断念する。ただし後述のとおり逆側からもアプローチしているので紹介する。
14:45 交わる道を鋭角に右に折れる。これを左に進み川棚乗馬クラブあたりを通って峠を迂回したとする推定もあり。
14:50 上(北側)の道から少し傾斜地を下りてみたところ。跨いで渡れそうな小川?が存在するがこれさえパスできれば推定ルートどおりの歩行は不可能ではない。さらに降りて様子を見てみる。
14:52 この石垣は畑の跡だろうか。石垣に沿って道があるようにも見える。
14:52 地理院地図'61~'69や'74~'78空中写真ではここにはっきりと北方面へ登る道が確認できる。
14:53 橋があったのか、それとも小川がなかったのか。想像は尽きない。
14:57 南方向を望む。推定したルートはこの辺りに合流する。
14:57 北方向を望む。推定は合流したすぐ北側にある登り道に続く。しかしこちらの道は現在途中で消滅している。
15:07 左に曲がる。歩行中の道は近代に作られたものである。
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15:12 北方向を望む。右が井尻方面だがやはり左の道が正しいルートぽいため行かないわけにはいかない。
15:13 それらしい雰囲気はある。
15:15 西方向を望む。左へ行く。
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15:18 何かの作業場
15:21 明らかに道が続いている。ここは地図上に道はないのでダメもとで来てみたのだが以外にも通りやすい道が存在しており貴重な収穫となった。
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15:22 池付近で道がわからなくなった。
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15:30 通ってきた道を振り返る。
15:32 南東方向を望む。池の東を回る道はここから画像正面の藪にまっすぐ進む。地理院地図では道があるが荒れており進むことはできない。地理院地図'61~'69や'74~'78空中写真からほぼ同じコースを行く道が確認できるが現在は失われているため付近を通ることは困難である。
15:33 非常に荒れておりすぐに断念せざるを得ない状況に。この道は山地改良で若干オリジナルのコースから変わってしまっているので無理をして進む価値があるかどうかだ。
15:37 北方向を望む。これは疲れもありあきらめて戻るところ。
15:41 南方向を振り返る。井尻へ向かう。
15:41 広めの道路に合流。右へ曲がる。
15:42 地蔵堂がある。
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15:49 東方向を望む。湯谷往還との分岐に戻ってきた。木の横をまっすぐが湯谷往還、左が街道井尻方面。